「らしさ」って何を理由に「らしい」と云えるのでしょう。
例えば、「男らしい」「女らしい」。
男らしいと云うと、力があって身体が大きくて、身体的能力が優れている。
女らしいと云うと、繊細で皇かな身体つき、優しい。
まぁ俺が思い付く点を少しだけ。
でもやはり、男性でも力が弱い人も居れば小柄な人も居るし、女性でも逞しい身体を持っていたり、(不適当な言葉かも知れませんが)大雑把な人も居る。
そう云われてみれば、完全な「男らしい」人や「女らしい」人なんて滅多に出逢えないと思うんです。
例えば、「自分らしさ」とか「誰らしさ」とか。
自分の中で「らしさ」を見つけるのはとても難しいし、多分「自分らしさ」だと思っているのは他の人から見た印象であって、其れが「らしさ」であるとは云い切れないと思うのです。
「誰らしさ」も同じ事で、印象や付き合ってきた中でのイメージや先入観で其の人を見て居る事になって仕舞うと思うのです。

「らしさ」と云うものは必ずしも必要だとは言い切れないと思う。
然し、「らしさ」と云った其の人の「存在」を印象付ける為には、あっても問題は無いだろうと思うのです。